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更新日:2024/3/6

次世代薬局への道:厚生労働省からの3つの期待「令和6年度診療報酬改定の概要(薬局関係)厚生労働省保険局医療課」

皆様、こんにちは。薬剤師であり、キャリアアドバイザーを務めております、阿久津でございます。

本日は、厚生労働省保険局医療課より発表された最新の見解についてご紹介いたします。

今回の診療報酬改定において、厚生労働省が薬局に期待する重点事項は以下の3点です。

  1. 地域の医薬品供給拠点としての役割強化
  2. 高品質な在宅医療サービスの提供促進
  3. かかりつけ薬局としての機能拡充

これらは、一見単純ながらも、実現には多大な努力と工夫が必要な課題であります。

薬剤師として一丸となり、これらの課題に取り組んで参りましょう。

診療報酬の改定を受け、私たちはこれらのポイントを深く理解し、適応していくことが求められます。

具体的な議論においては、経営側の貢献についても意見が交わされています。経営者からは、地域支援体制加算の削減に伴う、基本料の見直しとその影響に関する率直な意見が出されました。これは、薬局での勤務価値を高め、薬剤師の役割と重要性を再認識する機会となりました。

今回、厚生労働省保険局医療課の説明を伺い、薬局が直面する現状とこれからの期待を感じるメッセージが込められていることを強く感じました。かかりつけ薬剤師制度の見直し、薬剤評価のフォローアップ強化、在宅医療や医療DXへの取り組み強化など、これからの薬局に求められる役割はますます重要になっています。

薬剤師の皆様、これらの改革を共に理解し、前向きに取り組んで参りましょう。私たちの専門性と貢献が、地域医療の質の向上につながることを信じています。

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